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昇華プリント

昇華プリントとは?
昇華プリント(DDP)とは、専用の特殊大型インクジェットプリンターを使って転写紙などに昇華インクでデザインをプリントします。その後バキュームなどを使い高熱(通常約200℃)でインクを気化し、生地繊維に色を浸透させる特殊な加工方法です。
通常のプリントは繊維の外側にインクがしがみついている構造になっています。ところが昇華プリント(DDP)は中に入ってしまうので布自体が破れてしまわない限り大丈夫という訳です。
印刷した生地の表面は違和感が全くなく風合いが柔らかく、気化した粒子の細かいインクが繊維に染めこむため特に写真やグラディーションがきれいに印刷できるのが特色です。

昇華プリントの特長
適応商品:オリジナルTシャツ、ポロシャツ、トレーナー、バッグ、タオル等のポリエステル入りの商品。
綿100%の商品やナイロン・ポリエステル素材は不可です。
・生地の奥まで色が浸透するため、プリントの違和感が全くありません。
・製版が不要のため版代がいらずコスト的にもお得となる。
・フルカラー、全面プリントが可能です。
・通気性、速乾性が抜群のため、汗や雨などにも強い。
・スポーツウェアや体育祭、レジャー用のオリジナルTシャツ作成、オリジナルウェア制作にも最適です。
・伸縮にも強く、プリントの色落ちやはがれ、ひび割れがなく、優れた耐久力を誇ります。200回洗濯しても色落ちしないといわれます。
・写真やグラディーションなどとても美しく他の加工方法よりも優れています。
・プリントしてから裁断、縫製することも可能なので、好きなサイズやシルエットでオーダーメイドのオリジナルウェアを作成できます。
昇華プリントの短所
・プリントできる生地は白のポリエステルが入った素材に限定され、綿製品にはプリントできません。綿製品にプリントしてもインクがとどまらず繊維を突き抜けてしまいます。
・長時間紫外線に当たると色落ちすることがあります。

昇華プリントの使用用途
・汗、水に強く、耐久性に優れ、全面印刷も可能なのでスポーツウェアにはとくにその特色が生かされます。
・Tシャツ、ユニフォームだけでなく幟(のぼり)や応援旗など大きなものの作成にも便利です。
・フルカラープリント、全面プリントができるのでそういった用途に利用できます。
・写真やグラディーションがきれいにプリントできるので、赤ちゃん、記念などの写真を印刷したいときには有効です。
・体育祭やレジャー用としてのオリジナルTシャツ、オリジナルウェア作成にも有効です。
・シルクプリントのように既製品に印刷するのではなく、プリントしてから断裁、縫製するのでオリジナルサイズのものが作成できます。大きなサイズ、特注サイズなども問題ありません。